news シナモンAIからのお知らせ
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人工知能スタートアップのシナモンAI、ふくおかフィナンシャルグループの振込業務の改善へAI-OCRの提供を開始
当社は、AI-OCRを活用した銀行振込業務効率化に向けて、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役会長兼社長:柴戸隆成、以下、FFG)へサービス提供を開始しました。今後は、銀行業務の効率化を推進するAIソリューションを推進していきます。
シナモンAIは、“創造あふれる社会を、AIと共に”をミッションに、顧客のコア業務を革新しDXを推進することを目指し、AIコンサルティングとAIプロダクトを提供しています。シナモンAIはこれまで国内大手企業を中心に100社以上の取引実績を有し、DX推進の鍵となる幅広い非構造化データ活用への対応力を強みとしております。本プロジェクトでは、中核となるAI-OCRエンジン「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」を活用し、FFGの事務業務効率化に貢献しております。引き続き、金融・銀行業界を中心に、お客様の成長戦略を後押しするサービスの提供を行ってまいります。
FFGでは、お客様から銀行窓口で受付する振込依頼書について、これまでもOCRシステムを活用し事務効率化を図ってきましたが、人が必ず介在するシステムであり、自動処理はできませんでした。今般FFGは、既存の為替システムから連携された振込依頼書を、「2つ以上のAI-OCRソフトウェアで記入内容を判定・データ化」し、「RPAでデータベース連携・自動入力」することにより、帳票の自動認識処理・ヒトの補正時間の極小化が可能となる技術を実用化しました。(特許公開:特開2019-20441)
■スキーム概要
*FFGは株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(代表取締役社長:福田知)の運用するファンドを通じてシナモンAIへ出資を行っています。
■今後の展望
シナモンAIでは、企業の成長戦略の核として提唱するハーベストループ(データが自動的に蓄積され事業の持続的な成長力につながるループ型のビジネス構造:アーキテクチャー)と、顧客企業の“パーパス”を結びつけることで、顧客企業に競争優位をもたらすAI戦略デザインを描き、顧客企業の持続的な成長を後押しております。今後も、金融・銀行業界に向け、顧客のパーパスを実現するAI戦略の構築やハーベストループの実装を支援してまいります。
【株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 会社概要】
社 名:株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
URL:https://www.fukuoka-fg.com/
所在地:福岡県福岡市中央区大手門一丁目8番3号
設 立:2007年4月
代表者:代表取締役会長兼社長 柴戸隆成
【株式会社シナモン 会社概要】
社 名:株式会社シナモン
URL:http://www.cinnamon.is
所在地:東京都港区虎ノ門3-19-13 スピリットビル6階
設 立:2016年10月
代表者:代表取締役社長CEO 平野未来
採用ページ(募集職種および応募方法はこちらをご参照ください):
http://cinnamon.is/recruiting/
■事業内容:人工知能コンサルティング事業、人工知能プロダクト事業
シナモンAIは、「創造あふれる世界を、AIと共に」をミッションとし、高度なビジネスAIソリューションの開発に取り組んでおり、多数の国内大手企業への提供実績を有しています。また、人工知能研究所をベトナム(ハノイ・ホーチミン)および台湾に構え、大量のAI技術者の獲得に成功しています。直近では、AI OCR「Flax Scanner」に加えて、特化型音声認識技術「Rossa Voice(ロッサ・ボイス)」の商用化も始まり、大手企業を中心に販売を開始しております。また、シナモンAIでは、”Digitize(デジタル化)” “Structure(構造化)” “Understand(理解・活用)” という3つの独自の研究領域に基づき、高度なAIアルゴリズムを数多く保有し、業界特有の非構造化データを活用するビジネスAIソリューションの開発を継続的に行っております。
■AI-OCRエンジン「Flax Scanner(フラックス・スキャナー)」の概要
日常で使われているビジネス文書はほとんどが非構造的であるため、業務システムに取り込むために人の力が必要となっており、ホワイトカラーの業務に多くの無駄が発生しています。シナモンでは、人工知能文書読み取りエンジンを活用し、ホワイトカラーの業務を抜本的に改革いたします。対象となる文書は、PDF、Wordファイル、印字・手書きなどの紙文書など様々な文書に対応が可能です。現在は、金融・保険業界をはじめとした、多数の大手企業様へエンジン提供をしております。