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AIプロダクト 4つのグループ
こんにちは。シナモンAI 広報担当です。
AIのマーケットは現在、年間およそ53%もの急成長を遂げており、日々、世の中に送りだされてゆくAI製品を包括的に比較・検討することは、大変な労力が必要です。しかしながら、AIの種類は大きく4つに区分できるといわれており、そのようなカテゴリを把握しながら調べるだけでも、検討の労力を削減することができます。
本記事では、AIの4つのカテゴライズについて解説し、AIがどのような業務に強みを発揮できるのかをご紹介します。
(参考資料:https://www.eurasiagroup.net/live-post/ai-in-china-cutting-through-the-hype)
Internet AI
Webサービスの中で使われているAIです。動画アプリ内ではユーザーに合わせてお勧めの動画を提供したり、ニュースアプリでは閲覧履歴によってを変化させるといった技術などを指します。みなさまが日常的に触れているサービスの裏で用いられているAI技術になるため、もしかしたらAI技術として認識されていないこともあるかもしれません。
(参考)https://ec-orange.jp/ec-media/?p=21601
Business AI
業務の意思決定や、顧客理解をサポートするAIです。オフィスで繰り返し発生しているような、書類の処理業務・お客様への繰り返し同じご案内などをAIが代わりに行ってくれるといった技術になります。ビジネスAIの用途は大きく分けて下記の5つが挙げられます。
カスタマーサポート:
・チャットボットによる応対
・コールセンターでのFAQサジェスト
ビジネスプロセス:
・文書のデジタル化(AI-OCR)
・文書検索/ナレッジ検索など
専門職のサポート:
・契約書の読み取りや要点を抽出
・会計系の書類の読み取り・分類等
セールスプロセス:
・優秀なセールスマンの通話内容の分析
ビッグデータ解析:
・メールの不正検知(お客様に行ってはいけないご案内をしている)
・在庫管理や需要予測など。
(参考)総務省 業務効率化の現状 平成30年度版
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/pdf/n4500000.pdf
Recognition AI
主に画像認識で使われているAIです。
ソリューション例:
・監視カメラによる個人の特定
・医療画像から疾患を判別する技術
Autonomous AI
工場内でのロボットによる業務の効率化や自動運転などに使われているAI技術です。
ソリューション例:
・ロボットによる倉庫内での仕分け・運搬作業など
・自動運転においての障害物の認知や走行可能なルートを認識など
【参考動画】Amazon Kiva robots – Amazing robots work in Amazon
まとめ
AIの4つの区分を紹介いたしました。この4つの領域のほとんどでアメリカと中国がシェアを獲得していますが、ビジネスAIに関しては日本が最も進んでいます。日本は、他国と比較して非生産的な仕事がまだまだ残っていることと、今後見込まれる労働人口の減少を受け、これまで人がやっていた事務作業等の業務をAIにサポートしてもらう必要性が高いためと言われています、
シナモンAIでは、AI-OCR製品である「Flax Scanner」をはじめとしたBusiness AIの領域のソリューションを提供しております。プロセスを見直したい業務やコスト削減を検討している業務などお客様の課題に合わせてコンサルティングをさせていただきたいております。資料のダウンロードはこちら から。
(文責:森田みのり)