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「Super RAG」にスタータープランが登場 | 全3プランに拡充し提供開始
~高精度AIチャットボットからAIエージェント実装まで、AI活用を幅広く支援~
当社は、企業内に蓄積された大量の独自知識を高精度に活用可能なAIプラットフォーム「Super RAG™」を、新たに「Basic」「Starter」「Pro」の3つのプランで提供します。
現在提供中の「Super RAG」を「Super RAG Basic」と位置付け、上位サービスとなるRAG*を中核とした AIエージェントの設計・開発・実装支援までを含む「Super RAG Pro」を本日より提供開始します。また、より手軽に導入可能な「Super RAG Starter」を本年 6 月より提供予定です。
*大規模言語モデルに対して社内文書などの固有な情報を付加する検索拡張技術(Retrieval Augmented Generation)

https://cinnamon.ai/super-rag/
■ プラン拡張の背景
近年、RAG(検索拡張生成)を活用したAIチャットボットの導入は広がりつつある一方で、多くの企業では技術検証(PoC)の段階に留まり、実業務への定着に至らないという課題が顕在化しています。その主な要因として、業務プロセスの再構築や活用目的の整理が不十分なまま導入が進み、現場のニーズと乖離した「使われないAI」が量産されているという実態が挙げられます。
具体的には、「業務活用の構想を具体化できていない」「RAG基盤の構築・運用に高度な専門性が求められる」「業務フローや基幹システムと連携するAIエージェントを自社で設計・実装できない」といった、より実務的かつ構造的な壁に直面する企業が増えています。
当社はこうした状況を踏まえ、「Super RAG」を「社内の知識を、判断と行動につなげるためのAIプラットフォームの中核」として再定義しました。本プラットフォームは、新規のAIエージェント開発におけるRAGプラットフォームとしての活用に加え、 既存のRAG環境を置き換えることなく、API連携により検索精度の向上に寄与するドキュメントプロセッシング機能を提供します。AIチャットボットとしての単体利用から、APIを通じた既存システムとの連携によるAIエージェントの実装まで、 利用目的や開発フェーズに応じて柔軟に活用できる設計となっています。
■ 「Super RAG」 ★3つの新プラン
企業の生成AI活用フェーズに合わせ、以下3つのプランを展開します。各ステージにおける最適な導入支援を通じて、社内の知識を実業務の「判断」と「行動」へとつなげ、生成AIの着実な業務定着を今後も継続的に後押ししてまいります。
①「Super RAG Pro」(本日より提供開始)
~ 業務自動化のコアとなるAIエージェント実装までを伴走支援 ~
「Super RAG Pro」は、RAG基盤としての「Super RAG Basic」を中核に据え、API連携を通じて業務フローや既存システムと深く連動する「AIエージェント」の設計・開発・実装をトータルで支援するサービスです。本サービスにおけるAIエージェントとは、単なるチャット応答に留まらず、社内知識を参照しながら自律的な判断・整理を行い、以下のような具体的な業務アクションを支援する存在を指します。
●主な支援内容
- ・既存データ(各種ファイル、RDBMS等)の自動取り込み・活用設計
- ・顧客の既存業務システムと連携したAIエージェント実装、ならびに用途に応じた新規UI開発支援
- ・既存RAG基盤ともAPI連携可能な「Super RAG」を活用した検索・判断プロセスの高度化
- ・業務タスク(照会、申請、起票、情報抽出、FAQ更新、判断等)の効率化・自動化支援
●実装思想
- ・高いメンテナンス性: 「Super RAG」本体はカスタマイズせずAPI活用に特化することで、製品のアップデートを享受しつつ安定した運用・メンテナンスを維持します。
- ・柔軟な拡張性: 不足する機能はDifyやスクラッチ開発を組み合わせ、個別の業務に最適化された専用エージェントを実装します。
- ・実効性の高い運用: 業務目的や期待値が明確なプロジェクトを対象に、PoCから本番環境への組み込みまで段階的に対応します。
※本サービスは、お客様側で整理された業務構想やデータを前提に、その実装可否の検証および実装を支援する位置づけとなります。業務要件定義や業務構想の整理そのものを代行するものではありません。
「Super RAG Pro」を活用した、障害初動対応AIを作る場合のシステムアーキテクチャ例

②「Super RAG Basic」(現在提供中)
〜 全社で活用するAIエージェントの中核を担う高性能RAGプラットフォーム 〜
「Super RAG Basic」は、高精度なRAG型AIチャットボットとしての単体利用に加え、外部システムとのAPI連携を前提としたエンタープライズ向けの中核プランです。 企業の知識を一元的に管理し、AIエージェントのコアとして機能する基盤として、全社展開や複数部門で大量のドキュメント活用を検討されている企業に最適です。
③「Super RAG Starter」(2026年6月リリース予定)
〜 高精度RAGを共有クラウドで“まず使える”形に 〜
「Super RAG Starter」は、Basicプランのコア技術をそのままに、共有クラウド構成を採用することで高いセキュリティを維持しつつ導入コストを抑えたエントリープランです。 「まずは部門単位で試したい」「業務活用の構想を練るための初期検証を行いたい」というニーズに応え、スムーズなスタートを支援します。導入後の効果確認に基づき、BasicやProへの段階的なアップグレードも容易です。
●主な特徴
- 高精度インデックス × 高品質な生成AI回答はそのまま
- 当社が提供する共有クラウド環境で、スピーディーに利用開始が可能
- 小規模部門や検証用途に最適化されたコストパフォーマンス
■ 料金プラン (予定)
| プラン | Starter | Basic | Pro | |
| 提供環境 | 共有クラウド | 専用クラウド | 顧客クラウド | シナモンAIによる開発支援 |
| データ容量 | 約10GB | 約200GB | 業務内容・開発範囲に応じて 都度お見積もり | |
| 利用グループ数 | 3グループ | 無制限 | ||
| 初期費用 | 70万円 | 250万円 | 600万円 | |
| 基本料金 | 15万円/月 | 30万円/月 | ||
| クエリ利用料 | 2,000トークンにつき10円 最低利用料金:10,000円/月(200万トークン/月) | |||
| サーバー費 | ― | 約12万円/月 | 顧客用意 | |
※Starterプランの価格・仕様は予定です。詳細は2026年6月に発表予定です。
※顧客クラウド環境の場合、LLM利用料など全ての外部API費用は、お客様にてご負担いただきます。
■ 「Super RAG」はカスタマイズなしで90%超の回答精度
シナモンAIの「Super RAG」は、表や図などの複雑なドキュメントを解析し、高精度な回答を生成するLLM環境をノーチューニングで構築可能な独自AIプロダクトです。最大の特徴は、一部の機能強化に留まらず、前処理・検索・生成という全工程を汎用的かつ高精度に「全体最適」している点にあります。特に前処理では、文字数で機械的に区切る従来のRAGとは異なり、独自のレイアウト解析技術でタイトルや図表を自動判別し、文書の意味や構造を保ったまま最適にチャンク化します。これにより、データ活用に適さない非構造化データを高度に構造化し、RAGシステムによる業務自動化を極めて高い精度で実現します。
「Super RAG」は、ベクトル検索とグラフ構造検索を掛け合わせることで、文書内に明記されていない関係性まで網羅した、見落としのない的確な回答を導き出します。検索に最適化させるための事前のデータ加工は不要で、決算書や技術資料、社内規定といった専門的な情報を登録するだけで、最短5分のノーコード操作により現場で即座にAIアシスタントを作成可能です。1つの環境で複数のユースケースへ展開できる汎用性を持ち、問い合わせ対応や報告書作成、暗黙知が求められる少量多品種業務など、幅広い領域で「業務で使える精度」を即座に提供します。
直近のアップデートでは、Microsoft SharePointとの連携機能を正式リリースいたしました。これにより、RAGに関する専門知識がなくても、既存の社内ストレージを活用して自社専用のAI環境を安全かつ容易に運用いただけます。今後はBoxとの連携も予定しており、社内のナレッジ活用と情報共有をこれまで以上に効率化することで、企業のDXを強力に推進します。*ドキュメントの種類により回答精度に差があります。
●「Super RAG」の活用例
【人事・法務部門】 就業規則回答、契約書チェック
【営業部門】 商品情報確認、FAQ自動化
【製造現場】 ナレッジ共有、安全管理支援
【技術・IT部門】 開発ナレッジの検索、業務システム支援
【経営・企画部門】 IR情報回答、経営情報検索
※アシスタント機能により、部門担当者が構築し展開することも可能です。
「Super RAG」 で活用可能な図や表を含む複雑なドキュメント(イメージ)

■ シナモンAI代表取締役社長CEO平野未来コメント:
「私たちは、AIを「賢くすること」よりも、企業が「正しく、速く、迷わず動けるようにすること」に価値があると考えています。Super RAGは、社内に眠る知識を、判断と行動に使える形へ転換するためのプラットフォームとして生まれました。そして今、その知識を実際の業務で使い切るため、AIエージェントという形で業務そのものを動かす領域へ踏み出しています。流行を追うAIではなく、現場で使われ続け、組織の意思と行動を変え続けるAIを提供していきます。」
■関連ページ
シナモンAI 「Super RAG」: https://cinnamon.ai/super-rag/
シナモンAI「Super RAG」の資料は コチラ よりお問い合わせください。
※本プレスリリースに記載されている「Super RAG™」は、株式会社シナモンの商標です。