news シナモンAIからのお知らせ
- 導入事例
- プレス
SBIいきいき少額短期保険のペット保険に高精度AI-OCRを本格提供
利用者拡大の 「ペット保険」 支払査定業務をAIで効率化
弊社は、東証グロース市場上場「SBIインシュアランスグループ株式会社」のグループ会社であるSBIいきいき少額短期保険株式会社のペット保険商品において、保険査定業務を効率化するAI-OCRの本格提供を開始しました。当社開発のAI-OCR導入により、給付金請求手続きおよび支払事務の効率化、基幹システムへのエントリーコストの大幅削減を実現します。
ペット支払い査定におけるAI-OCR導入のイメージ
SBIいきいき少短のペット保険商品は、従来の都度郵送で行う保険金請求にかかる手間を、スマホアプリ上でその手続きを可能にするなど、その利便性の高さが支持されています。一方で、自由診療であるペット医療において、動物病院ごとに領収書や診療明細書のフォーマットが異なり、基幹システムへのデータ入力作業の効率化が課題となっていました。
シナモンAIはSBIいきいき少短と連携し、課題解決に向けたバリエーション豊かな動物病院発行の診療明細書を個別にアノテーションすることなく、高精度に読み取ることができるAI-OCRを開発しました。シナモンAIのAI-OCRは幅広いフォーマット(非定型帳票)に対応し、印字・手書きいずれのテキストも読み取ることが可能*で、文字単位精度で平均96.67%*、項目別精度で平均92.87%*の読み取り精度を実現し、課題に対する業務効率向上のソリューションとして寄与しました。
シナモンAIは今後も、AI-OCRを活用した高度なIDP技術(非構造化データからの自動知識抽出技術)と、さまざまなAIソリューションで国内企業のDXを推進してまいります。
*シナモンAIテストデータ値。印字と手書きの実際の利用割合に応じたサンプル帳票のAI-OCR検証結果。
■シナモンAIのIDP技術 (IDP = Intelligent Document Processing)
文章や音声、画像など、形式が決まっていない非構造データを構造化し、そこから意味のある情報(ナレッジ)を抽出して整理する技術。各社のナレッジを活用することで、より独自性・個別性を高める機能を実現します。
*シナモンAIは、特にこの技術に強みを持っており、世界的な学会ICDAR2021(International Conference on Document Analysis and Recognition、文書解析と認識に関する際会議)にて、Best Paper Awardを受賞。
論文:https://arxiv.org/pdf/2106.00952.pdf
■会社概要
会社名 : SBIいきいき少額短期保険株式会社
所在地 : 東京都港区六本木1-6-1
設立年月日 : 2007年7月3日
資本金 : 36,000千円
事業内容 : 少額短期保険業
会社紹介 :SBIいきいき少額短期保険株式会社は、東証グロース市場上場「SBIインシュアランスグループ(株)」のグループ会社です。
「シンプルでわかりやすく」「保険料は手ごろに」という、お客さまのご要望に応える保険商品を開発・提供しています。死亡保険、医療保険はシニア層を中心に、ペット保険は犬・猫の病気やケガが気になる飼い主さまに、幅広く支持されています。万が一の地震に備える地震補償保険で皆さまの暮らしもサポートします。
URL : https://www.i-sedai.com